[A.2.4]可用性>耐障害性>ネットワーク
今回は、耐障害性(ネットワーク)について紹介する。耐障害性(ネットワーク)とは、ネットワークがどのくらい障害(例:通信障害)に耐えられるのかを示す度合いのことを指す。
サーバーと端末が通信をする場合、ネットワーク(通信網)を介して通信を行うこととなるが、ネットワークの一部で障害が発生したとしても、どのくらい滞りなく通信を継続させられるようにすべきかが、本項目で検討すべきことだ。
耐障害性(ネットワーク)に関して決めるべき項目は点存在する。
①回線の冗長化
②経路の冗長化
③セグメント分割
以下、順に説明する。
①回線の冗長化
回線の冗長化とは、ネットワークを構成する伝送路(例えばLANケーブルなど)を物理的に複数用意し、一方の伝送路で障害が発生しても他方での通信が可能な状態にすることだ。ここに関しては、筆者も詳しくはないので、説明については他のWebページに任せることとする。
②経路の冗長化
経路の冗長化とは、ネットワーク内でデータを送受信する対象間で、データの流れる順序(経由するルータの順序)を複数設定することで、ある区間で障害が発生しても、他の経路で迂回し通信を可能な状態にすることだ。ここに関しては、筆者も詳しくはないので、説明については他にゆずることとする。
ネットワークの冗長化と強固な冗長構造を解説 | Biz Drive(ビズドライブ)-あなたのビジネスを加速する (ntt-east.co.jp)
ネットワークの冗長化って何?ざっくり「わかりやすく」解説してみた! | しごとスイッチ (shigotoswitch.com)
インフラ入門vol.3(ネットワーク冗長化構成) | フューチャー技術ブログ (future-architect.github.io)
③セグメント分割
セグメントとは、ネットワークを構成する単位のことだ。こちらについても、下記記事を参照されたい。
VLANでネットワークを分割するメリットとは? | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)
VLANでネットワークを分割するメリットとは? - 基礎から分かるVLAN入門:日経クロステック Active (nikkeibp.co.jp)
今回は、耐障害性(ネットワーク)について紹介した。あまり詳しいことを書けていないが、ネットワークについては専門家に説明してもらい、障害発生時のリスクと、コストのバランスを見ながら、構成を決めるとよい。