要件定義の進め方

システム開発の大炎上を防ぐために、上流工程(前工程)に位置する「要件定義」について、考えていくブログです。

要件定義書の作り方
PDCAサイクルではなく、PDCサイクルを回そう
あるべきV字モデルについて整理した
スコープを決めてから、QCDの議論をしよう

非機能要件の定義

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No11/119:データ)

[A.2.6]可用性>耐障害性>ネットワーク機器 ①バックアップ方式 ②データ復旧範囲 ③データインテグリティ まとめ [A.2.6]可用性>耐障害性>ネットワーク機器 今回は、耐障害性(データ)について紹介する。ここで決めるべきことは、①バックアップ方式、②データ…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No9/119:ネットワーク)

[A.2.4]可用性>耐障害性>ネットワーク [A.2.4]可用性>耐障害性>ネットワーク 今回は、耐障害性(ネットワーク)について紹介する。耐障害性(ネットワーク)とは、ネットワークがどのくらい障害(例:通信障害)に耐えられるのかを示す度合いのことを指す。 サ…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No7/119:端末)

[A.2.1]可用性>耐障害性>端末 ①冗長化(機器) ②冗長化(コンポーネント) 耐障害性(端末)に関するまとめ 結論:非機能要件として、端末の冗長性について合意しよう [A.2.1]可用性>耐障害性>端末 今回は、耐障害性(端末)について紹介する。耐障害性とは…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No6/119:サーバ)

[No1][A.2.1]可用性>耐障害性>サーバ ①冗長化(機器) ②冗長化(コンポーネント) 耐障害性(サーバ)に関するまとめ 結論:非機能要件として、サーバーの冗長性について合意しよう [No1][A.2.1]可用性>耐障害性>サーバ 今回は、耐障害性(サーバ)について…

IPAの非機能要求グレードの中項目を理解する(A.1 可用性>継続性)

A.1 可用性>継続性 継続性に関するまとめ 継続性に関する記事一覧 A.1 可用性>継続性 req-definer.com 上記の記事で紹介したIPAの非機能要求グレードに関して、小項目をちょっとずつまとめてきた。今回まとめた項目は、中項目としての継続性に分類されるも…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No5/119:稼働率)

稼働率を決めるうえで大切なことは、業務が停止したときにどのくらい困るかを明確化すること 24時間365日稼働するクラウドサービスの場合 まとめ 結論:まずは、業務の停止許容時間を決めた後に、目標稼働率を決めよう 今回は、稼働率について紹介する。 ①稼…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No4/119:目標復旧水準(大規模災害時))

[No1][A.1.4]可用性>継続性>目標復旧水準(大規模災害時) 目標復旧水準(大規模災害時)についてのまとめ 結論:大規模災害が起こった時のことについて話し合っておこう [No1][A.1.4]可用性>継続性>目標復旧水準(大規模災害時) 今回は、目標復旧水準…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No3/119:目標復旧水準(業務停止時))

[No1][A.1.3]可用性>継続性>目標復旧水準(業務停止時) ①RPO(Recovery Point Objective):目標復旧地点 ②RTO(Recovery Time Objective):目標復旧時間 ③RLO(Recovery Level Objective):目標復旧レベル 目標復旧水準(業務停止時)に関するまとめ 結論:…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No2/119:業務継続性)

[No1][A.1.2]可用性>継続性>業務継続性 ①対象業務範囲 ②サービス切替時間 ③業務継続の要求度 業務継続性に関するまとめ 結論:非機能要件として、業務継続性について合意しよう [No1][A.1.2]可用性>継続性>業務継続性 今回は、業務継続性について紹介す…

バッチ処理とオンライン処理の違い

バッチ処理 オンライン処理 バッチ処理とオンライン処理の使い分け 結論:バッチ処理の必要性を吟味しよう プログラマの仕事を始めたころ、バッチ処理プログラムを作ってくれと言われたことがある。その当時は、なんとなく一連の処理をするプログラムのこと…

IPAの非機能要求グレードの小項目を理解する(No1/119:運用スケジュール)

非機能要求グレードの問題点は、活用への障壁が高いこと [No1][A.1.1]可用性>継続性>運用スケジュール ①通常日の運用時間 ②特定日の運用時間 ③計画停止の有無 運用スケジュールに関するまとめ 結論:非機能要件として、運用スケジュールについて合意しよう…

IPA(情報処理推進機構)の非機能要求グレードの概要を理解する

システムに対する要件定義を行う際は、機能要件定義と非機能要件定義を行う。 機能要件の定義自体は、さほど難しくない。顧客がやりたいことを丁寧に詰めていくだけだ。しかしながら、非機能要件の定義は難しい。機能じゃない部分全般に対して要件を定義する…